2011年4月14日木曜日

青あざ3

青あざ③  レーザーで治療素顔で外へ 札幌市の岸田美智代さん(53)は、左ほおのしこりの治寮で訪れたKKR札幌医療センター斗南病院(札幌市)で、レーザーを当てて顔の青あざ「太田母斑」を薄くする治療法を知った。 2008年秋、石のもみ上げの下の約1㌢四方に、テスト照射を受けた。効果やダメージを見るのが目的だった。.五つぼどの輪ゴムで同時にはじかれたよな痛みを感じた。 使われたのは、「Qスイッチアレキサンドライトレーザー」。原因となる過剰に集まったメラニン色素を破壊する。 太田母斑の治療は以前、ドライアイスで凍傷を起こしてはがしたり、皮膚を移植したりしていた。現在は、レーザーを3~5回ぼど照射するのが一般的で、健康保険も適用されている。 テスト照射を終えた岸田さんは、「本当にき丸いになるのかな」と思小ながら、治寮を受けることにした。入院し、全身麻酔であざの一部にレーザーが当てられた。直後はヒリヒリするように痛んだ。1週間後、初めて自分でガーゼをとって患部を見ると、熱の影響で患部が赤黒くなっていた。 医師からは「数週間で黒さがひいて、あざの包も薄くなる」と説明されていたが、「本当に元に戻るのかな。何もしないぼうがよかったかも」と気持ちが滞れた。 その後、確かに果さはひいたが、あざの色が薄くなったとは感じなかった。それでも、「先生の言葉を居じてみよう」と思い、4~6カ月おきに範囲を広げながら、照射を受け
続けた。 「だいぶ薄くなったな」。4回目の照射を終え在今年初め、自宅で鏡を見て、そう感じた。それからは、ファンデーションを塗らずにスーパーに出かけるようになった。6月には5回目を受けて、いまは肌にうっすら青みがかかる程度。ほとんど日立たないまでになった。家族や友人には「本当に白くなったね」と言われた。 高校生のころ、友人にファッション誌のモデルへの応募を勧められたが、髪を高く結えば化粧でもあざを隠しきれない、と断った。女優、客室乗務員、看護師。あこがれた職業も、すべてあきらめた。 「もしあざがなかったら、人生違っていたかも」と思うことはある。けれど、素顔で外に出かけられるだけで、いまは十分だ。

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出典 朝日新聞

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