2011年8月2日火曜日

食物アレルギーについて 1

食物アレルギーって何?どんな症状?

じんましんが代表的ですが症状は実にさまざま
 食物アレルギーとは、ある特定の食物を飲んだり食べたりすることによって引き起こされる、アレルギー反応です。
 代表的なのはじんましんです。皮膚にかゆみのある赤い発疹が広がります。このほかにも呼吸が苦しくなる、心臓がドキドキする、鼻水やくしゃみが出る、腹痛や下痢を起こす、吐く、関節が痛くなるなど、症状は実にさまざまです。まれなケースとして片頭痛もありますし、食べた直後に異常に興奮(ハイになる)し、そのあとで全身に脱力感をきたす場合も見られます。
 中でも激烈なのは「ショック型反応(アナフィラキシー)」と呼ばれるもので、血圧低下や呼吸困難、意識障害などを起こします。代表はそばアレルギーで、ショック症状の場合は迅速な治療が必要になります。
 ふだんは特に問題のない食物でも、体調が悪いときなどに、じんましんなどが出ることもあります。

反応が出るまでの時間もさまざまです
 アレルゲンとなる食物を摂取してからこうした症状が出るまでには、主に3つのパターンがあります①10~15分以内に症状が出る②6~8時間後(半日後) に出る③1~2日後に出る
 ①は最も多いタイプの反応です。食べた直後に症状が出るので、食物と症状との因果関係もわかりやすく、原因の特定&診断も容易といえます。
 ②は特定の食物を食べてから症状が出るまでに次の食事や間食もあるため、原因を見つけるのがむずかしくなります。また③も、食べてからかなり時間がたつので、よほど注意していないと原因を見つけることばむずかしくなります。
 食べてすぐ症状が出る反応の場合は血山聯甲の抗体を調べる検査もかなり有効ですが、症状が出るまでの時間が経過するにつれ、抗体検査の診断的価値は低下します。時間がたってから起こる反応には、抗体だけではなく、細胞などその人の持つ免疫システム全体が関係していると考えられるからです。

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